ティム バートンの『アリス イン ワンダーランド』を見て来ました。
ロバートダウニーJr.率いる『アイアンマン2』と、どちらにしようか迷った挙げ句の決断。
楽しかったんですが、アリスに皆が「マッチョが足りない!」と迫る様は、ティム バートン作品としては異様な感じ。このあたり、どうなんでしょうか。
主人公が男の子ならきっと避けてやらないだろう「ストイックな戦士の冒険もの」を、アリスという、いわば女の子の代名詞ともいえる存在でやってしまうあたり、バートンらしいような、らしくないような。
それぞれのシークエンスはとても面白いんですが、通して見て、どうも違和感が残りました。
今は、アリスが長じて東インド会社にでも所属し、同じくディズニー擁する海賊であるジャック スパロウ(か、あるいはその亡霊)とどこかの海で剣を交えている姿を想像しております。