日々の雑事にかまけ、M・オリヴェイラの『ブロンド少女は過激に美しく』を見逃しました!オリヴェイラの映画は何を見てもドギマギしてしまいます。挙げたらキリがありませんが例えば『ノン、あるいは支配の栄光』の兵士たちの顔の連鎖。『アブラハム渓谷』の主人公を正面から見据えた移動撮影。『コロンブス 永遠の海』の、監督本人が演じる老夫婦の画面への登場の仕方と立ち去り方。などなど、もう考えるだけで堪りません。どこかしらでまた公開されるのを祈ります。
劇場で見た予告の感じの良さに加え、評判が凄く良かったので、ドキュメンタリー映画?『ベンダ・ビリリ』を、吉祥寺バウスシアターの最終日になんとか駆け込み見てきました。いやもう最高です。機会があればこの映画は是非。すごいぞ!スタッフ・ベンダ・ビリリ!